症状|ほねつぎげんき堂 広島駅前院

症状

側弯症とは

脊柱(背骨)を正面や後ろから見た場合に左右に曲がっている状態で上下の背骨同士の角度が10度以上あるものを側弯症といいます。

40〜50度以上になった場合は手術が必要とされていますが、直接痛みを出すものは稀ですが角度が大きくなればなるほど他の筋肉などに影響を及ぼして他の部位の痛みの原因となります。

種類と原因

側弯症は2つの種類に分けられます。
機能的側弯
椎間板ヘルニアなどの症状の痛みが原因となり一時的に生じた側弯です。
構築性側弯
脊椎の回旋(背骨のねじれ)がある側弯で本当の意味での側弯症です。
側弯症には原因がわかるものとわからないものとがあります。
特発性側弯症
特発性というのは原因がわからないという事で、側弯症のうち6割以上を占めます。3歳以下の乳幼児期では男児に多く、4〜9歳の学童期に発症して進行する例が多く、10歳以降の思春期には女子に多いのが特徴です。
原因のわかるものでは
先天性側弯症
生まれつき背骨の形に異常があり発症する側弯症
神経、筋原性側弯症
筋ジストロフィーや脊髄空洞症、脳性麻痺など神経や筋肉の病気が原因で発症する側弯症
などがあります。

治療

中〜高等度の側弯症、先天性や症候性で悪化が予想される場合は手術を行う事があります。
特発性側弯症で程度の軽い場合は運動療法などで経過観察していく事が一般的で、進行する場合に装具治療に移る場合があります。
当院ではまだ軽い程度の側弯には骨盤や骨格の矯正、引っ張っている筋肉を緩め、インナーマッスルを鍛える事で進行していかない様に予防施術を行っております。
まずは今の側弯状態から進行させないことが一番重要ですので、気になったらすぐにご相談ください。
どの症状もそうですが、側弯症は早期に施術を開始してあげる事が大切です。