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頭痛の種類を知ろう!
2021/01/12
ブログ
皆さんは頭痛に色々な種類があるのはご存知ですか?
頭痛は大きく、慢性頭痛の一次性頭痛と病気などが原因の二次性頭痛に分けられます。
一次性頭痛には、片頭痛、群発頭痛、緊張型頭痛の日常で感じるつらい頭痛があげられます。
二次性頭痛の例としては、クモ膜下出血、脳腫瘍などの病気からくる頭痛があります。
今回はその中でも、一次性頭痛について説明していきます!
片頭痛
症状・・ズキズキとした拍動性の痛みが、頭の片側や時には両側に起きる。痛みは1〜2時間程
度でピークに達して4時間で終わるものや、3日続けて起こる場合もある。体を動かす
と痛みが増し、吐き気や嘔吐、下痢などの症状も伴うため日常生活に支障が出る。
人によっては痛みが出る前に目の前にキラキラした光が見えたりする。
原因・・はっきりとした原因は不明ではあるが、ストレスや自律神経の乱れなど環境やホルモン
の関係など様々なものが考えられる。
予防・・まずはストレスを溜めないこと。また、片頭痛にはビタミンB2(うなぎ、モロヘイヤ、
ほうれん草などに多く含まれる)や、マグネシウム(魚介類、五穀、ごま、海藻類に多
く含まれる)が良いとされており、食生活の改善も有効。
対処法・・頭痛が起きている際は血流増加で痛みが増してしまうので入浴やマッサージは悪化し
やすいので痛みがある部分を冷やし、静かな部屋で横になって休むことが望ましい。
緊張型頭痛
症状・・頭の両側や後ろ側が締め付けられる様な痛みが起き、個人差はあるが数十分〜数日間痛
みが続く。片頭痛のように拍動性の痛みや吐き気・嘔吐などの随伴症状がないのが一般
的で、動いても痛みが酷くなったりはしない。頭痛のほかに、首肩のコリやめまいなど
を伴うこともある。ストレスの影響がある場合は夕方、仕事の負担が溜まりやすい時間
帯に痛みが起こりやすい。
原因・・長時間のデスクワークや、ゲーム、スマホの見すぎ等、不自然な姿勢を長時間続けるこ
とが原因になりやすい。また、前かがみ・うつ向き姿勢、まくらが合わないなどがきっ
かけで発症しやすい。
予防・・予防のためには心身のストレスを解消することが重要。また緊張型頭痛には肩こりが関
係しているため筋緊張の緩和が必要があり、日頃から適度な運動や同じ姿勢を続けない
などを心がけ、十分な睡眠時間の確保も必要である。
対処法・・肩や首の筋緊張を緩和するためにストレッチやゆっくり湯船に浸かることも大切であ
る。また、マッサージをすることで血行不順を解消することも効果的。
群発頭痛
症状・・毎日ほぼ一定の時間帯に、一定の周期で激しい頭痛の発作が起こるのが特徴で、特に睡
眠後の夜間に起こることが多い。頭痛は激痛で、「目の奥をえぐられるような痛み。」
や「目の奥をキリでつかれる様な痛み。」と表現する人もいる。多くは片側性で、目の
奥だけでなく、目の周囲、前頭部、側頭部、頬まで痛む場合もある。また、目の充血、
涙、鼻詰まり、鼻水などを伴うこともある。
原因・・はっきりとはわかっていないが、脳の視床下部という部分が関係していると言われ、視
床下部が刺激されると、目の奥にある三叉神経が痛みを感じ、そのため三叉神経の周囲
の血管が拡張され、目の奥あたりに激痛を感じる。頭痛の誘因としてはアルコールの過
剰摂取やタバコ、気圧の急激な変化、不規則な睡眠帯の睡眠が考えられる。
予防・・飲酒やタバコが誘因になるため、発作時期には禁煙と禁酒が大切である。また規則正し
い生活も必要。