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頭痛の種類を知ろう!2
2021/01/19
ブログ
今回は前回からのつづきで、頭痛について書いていきます!
前回のブログで慢性的な頭痛に触れていきましたが、今回は二次性頭痛・・病気が原因で起きる頭痛を紹介していきます。
二次性頭痛はすぐに処置をしないと命に関わる可能性があるとても危険な頭痛です。
例としては、くも膜下出血、脳腫瘍、慢性硬膜下血腫などがあります。
くも膜下出血
くも膜下出血は二次性頭痛の中でも多く、動脈瘤が破裂することで突然の激しい頭痛、今までに感じたことのないような頭痛が起きます。その痛みは、思い切りバットで殴られたような痛みと表現する方もいるぐらい凄まじい痛みになります。。
また、吐き気や嘔吐も伴い、重症の場合は意識を失ってしまい生命に関わってきます。
時には動脈瘤が破裂する前に微量の出血が見られることもあり、その際には発症前に「前触れ頭痛」という軽い頭痛が数回おきます。程度も軽いので、そのまま様子を見てしまう人もいます。
脳腫瘍
脳腫瘍とは頭蓋骨の内側にできる腫瘍の総称で、腫瘍の種類に関わらず頭蓋内圧亢進症状が起きます。これは腫瘍によって頭蓋骨内部の圧力が高まるために起こる症状です。圧力が上昇することで頭痛が起きます。朝起きたときに頭痛を感じることが多く、起床後しばらくすると頭痛は改善します。腫瘍ができる場所によっては言語障害や麻痺が見られ、一般的に急激な痛みではなくゆっくり痛くなることが多い。
起床後に頭痛がする・食事と関係なく吐き気を伴わない状態での嘔吐・視力障害・大人になってからの初めてのけいれん発作などが見られたら脳腫瘍の可能性があります。
慢性硬膜下血腫
慢性硬膜下血腫とは、1〜3ヶ月前の頭部の外傷によって頭蓋骨と脳の間に血が徐々にたまるものです。脳を圧迫して頭痛が起きたり手足の麻痺、認知症のような症状が起きたりします。転倒したり、天井に頭をぶつけてしまったなど軽く頭を打っただけでも起こることがあり、頭を打った直後は特に何も問題がなく数カ月後に症状が出ることが特徴です。最初は眠りがちになる、なんとなく元気がないといった症状から始まり、次第にふらつきやしびれ、喋りづらい、物忘れがひどくなるといった症状が見られます。そもそも頭を打ったことを忘れているケースもあり、注意が必要です。
以上が病気が原因で起こる二次性頭痛です。
二次性頭痛が原因での頭痛は接骨院で治療することができないので、もし当てはまる方は早めに病院に行くことをおすすめします。
逆に前回のブログでお話した一次性頭痛に関しては、神経の興奮を抑えたり筋肉をゆるめて血流を良くすることで改善することも多いので接骨院で対応することができます。
もしも慢性的な頭痛で悩んでいるのであれば、一度当院までご相談ください!