スタッフブログ|ほねつぎげんき堂 広島駅前院

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★肌のターンオーバーについて

2021/02/21
ブログ
ターンオーバーという言葉は知っていますか?

美容に気を使っている人であれば聞いたことのあるワードだと思いますが、今回はターンオーバーの仕組みについて詳しく書いていこうと思います。

そもそもターンオーバーとは?


皮膚は外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層構造となっており、表皮はさらに「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」の4つの層に分かれています。この中の基底層で日々細胞が生まれており、少しずつ形を変えながら表面に押し上げられていき、最終的には古くなった細胞が垢として皮膚から剥がれ落ちます。この一連の流れを「皮膚のターンオーバー」と言います。

ターンオーバーの周期


ターンオーバーは20歳前後であれば、約28日で新しい細胞に変わると言われています。この周期は、年齢や環境、生活習慣などで大きく変わってしまいます。例えば40代では加齢による新陳代謝の低下で、20代に比べて1.5〜2倍の周期になってしまうこともあります。今の自分の大まかなターンオーバー周期は「自分の年齢×1.5」で出すことができます。このターンオーバーのサイクルが乱れてしまうと、古くなった角質細胞が剥がれにくくなり、表皮に残ってしまいます。

ターンオーバーが乱れるとなぜダメなのか


角質層では細胞と細胞の間を、細胞間脂質や水分などの保湿成分が埋めています。この保湿成分が紫外線やホコリなどの外部刺激をシャットアウトして、皮膚を守っています。また、内部の水分を外に逃さないように「バリア」としての役割を果たしています。
しかし、ターンオーバーが乱れてしまうと細胞間の保湿成分が不足し、角質同士の繋がりが弱くなりバリア機能が低下します。そのため、外からの刺激から皮膚を守れなかったり、内部の水分が逃げていくため皮膚が乾燥し、肌荒れや敏感肌などの症状が起きやすくなります。





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