寒い時期には腰痛・肩・首の痛みがなぜでるのか?
単純に言えば身体が縮こまるからだと想像されると思います。
確かに寒い=身体を丸める・動かないからなのですが
原因は寒くなると血流の循環が悪くなり筋肉が固くなり、水分補給も少なめになりますので血液がドロっとして循環が悪くなります。
実際にエコーで診てみると
血管の太さを確認できるので肩の血管を診てみると最低基準0.3ミリぐらいはあるのですが0.22以下が多いのです。
若かったり、めっちゃ元気な方は0.4〜0.6ミリぐらいはあります。
上記の場合は座ってしばらくした後の状態での鑑別になります。
鑑別後に軽く運動して再度同じ場所を鑑別した場合には0.08〜0.1ぐらい太さが大きくなります。なので動かさないのと動かすのとでは血液の循環がどれだけ違うのかイメージできましたか?
筋肉は骨格に繋がっており
筋肉も何層にも重なっている部分もあり筋肉の始まりと終わりの部分が位置こそ違えど同じ骨格にあるのですべの筋肉は繋がっているのです。
ですから、腰の筋肉のコリが原因で肩関節の痛みになることもあるのです。
首の痛みについてもそうです。首の筋肉は肩関節の骨格と肋骨・脊椎につながっていますので肩関節の固さが原因にもなります。
このように筋肉のつながりと血流の大切さを知っておくと寒い時期の予防につながります。
寒い時期に関節を冷やさないで
足首・手首・首筋は普段出やすい箇所ですが、寒い時期は特に防寒対策をしてください。特に女性の方はファッションの関係もありますが上記の関節を冷やさないようにして頂くと体温の低下と身体の不調の予防になります。
また水分補給もこまめに取ってください。室内・外の気温の変化などで脱水症状にもなりますので常温のお水をこまめに取ることをオススメします。そうすることで血液の循環も良くなりますので予防できます。
しっかり予防してこの寒い時期を乗り切りましょう〜(^ω^)