最近当院で多い肩の痛みの患者さんが多く来院されます。
単に肩の痛み・コリだと考えないでください。
筋肉の痛みには内臓筋肉反射という痛みもあります。
この仕組みは、神経と筋肉の関係が大きく関わっており筋肉の痛みの信号は弱く脊髄を通して脳に伝達されるのですが他の情報と混濁して脳が誤作動します。
肩が痛いと思っていても実は背中の筋肉が固まり使えなくなって肩関節の筋肉も固まりはじめ痛みとなる時もあります。このような脳の誤作動もあり特に肩・腰の痛みには原因が違う場所であることが多いのです。
今回は肩についてですが。
肩甲骨をよく動かすと身体の柔軟性が上がます。
例えば開脚しての前屈で床に胸がつくようになります。
姿勢もよくなりますので身体の歪みも軽減されます。
ですが、背中には大きな筋肉がありその下に覆われるように肩関節の筋肉があります。
そして、胸・肩・背中の筋肉の大半は肩関節につながっており動きが悪くなると呼吸も浅くなりますので酸素が不足し血行が悪くなり、筋肉がより固まりやすくなります。
肩甲骨の内側には心臓と肺がありますので関連して病気などの前兆でも肩の痛みが出てきます。肝臓と目、耳も関連していますので疲れなどからの痛みも出てきます。
デスクワークや長時間の背中を丸めての姿勢ですと内臓を圧迫してしまい身体の大きな血管も圧迫しているので内臓の不調もさることながら血行不良によるしびれやむくみがおきます。
いわゆる猫背にもなりやすくそうなると骨格の歪みが出やすくなります。
肩に違和感を感じる方は早めの対処が必要になりますのでまずは当院にご相談ください。