この時期と言えば「花粉症」の季節ですね!

スギ、ヒノキなんて文字を見ただけで鼻水が……などという悲惨な人も含めて

老若男女を問わずマスク姿を見かけます。

意外に日本人のマスク好きは海外でも有名らしいと知ってましたか?

マスクをする姿は来日する海外からの旅行客は市中に出てそのマスク姿の多さにギョッとするようです!

そのうちに1年中マスクを外さないようになるやもしれません。

インフルエンザ→スギ・ヒノキ→ざわちん→ヨモギ・ブタクサ→インフルエンザって具合に!

 アレルギー性鼻炎では、くしゃみ、鼻水、鼻詰まりが3症状と言われる。それら以外にもさまざまな症状に悩まされますよね?

・勉強や仕事に集中できない

・思考力や記憶力が低下する

・人付き合いが煩わしい

・倦怠(けんたい)感や疲労感

・イライラや憂鬱など。

そして、これらの症状を直接間接に引き起こしているのが睡眠です。

花粉症が引き起こす「眠りの三重苦」、薬の選び方にも注意
 例えばアレルギー性鼻炎患者を対象にした調査では?

回答者の平均年齢は40歳だが75%以上が睡眠で困っており、同年代の一般人に比較して寝つきが悪い、夜中に目が覚める、熟眠できないなどさまざまな不眠症状が高率にみられたそうです。

また50%以上の回答者が日中の眠気に悩んでいたという結果がでました。

その理由は、彼らが眠りと目覚めを妨げる三重苦を抱えているからなのだ。

花粉のせいで睡眠時無呼吸症候群にもなりやすい。

・鼻づまり(鼻閉)によって眠りの質が悪くなってしまうこと。

鼻閉はとりわけ夜間に悪化する。鼻から息が吸い込みにくいため喉の奥(咽頭)に陰圧がかかってつぶれてしまい、ひどいときには息が止まってしまうので当然ながら息が止まれば血液中の酸素濃度が低下して、苦しさから睡眠がとても浅くなってしまう。たとえ中途覚醒がなくても、睡眠がそのような状態では疲れが取れずにいます。

・アレルギー反応で産生される免疫物質によって慢性的な眠気が生じてしまうこと。

スギ花粉などアレルギーの原因物質(抗原、アレルゲン)が体に入ってくると、免疫細胞から抗体(IgE)が放出され、その後、さまざまな細胞に作用して、これらの免疫物質がくしゃみ、鼻水を引き起こすのだが、中には強い眠気を生じるものが幾つもあります。

ただでさえ眠いのにさらに追い打ちをかけるのが

・治療薬による眠気である。

アレルギー治療薬と言えば主流は抗ヒスタミン薬。ヒスタミンは非常に強い覚醒効果を持つ脳内神経伝達物質としても働いているので、それに抗するのだから眠くもなります。

旧世代の抗ヒスタミン薬では記憶力、計算能力、反応時間が低下

 眠気のない抗ヒスタミン薬の条件は、鼻に効いて脳内では働かない第2世代が治療薬の主流になりつつあるが、いまだに旧世代の抗ヒスタミン薬を好んで処方するドクターもいるようです。

少し長くなるので次回続きを書きますね!