男女問わずに足の外側が痺れるかたもいれば太ももの裏が痺れる方もいらっしゃいますよね?
どちらも「坐骨神経痛」と思っていませんか?
この間、ある患者さんから症状を聞いた際に「坐骨神経痛だから・・・」と言われましたが、症状的には「外側大腿皮神経痛」でした。
その違いはなに?
まずは、痛みのある場所が違います。
坐骨神経痛では、お尻から太ももの裏・ふくらはぎ・くるぶし外側が痺れます。
外側大腿皮神経痛では、股関節前面から太もも外側に痺れが出ます。
この違いは神経の通る場所が関連しています。どちらも腰の背骨(腰椎)から神経は出ていますが坐骨神経はお尻の真ん中の仙骨と呼ばれる骨から出ています。
そして、身体の前側を大腿皮神経・身体の後ろ側を坐骨神経が通ります。痺れる場所が違うのはこの事が原因の一部となります。
症状のちがいは?
外側大腿皮神経痛は、太ももの外側の痺れ・知覚神経(触られた感覚)が鈍くなる・ピリピリ痛みがある若しくは焼けるような痛みがある
坐骨神経痛は腰・お尻・脚に痛みや痺れがあり、触れは場所に痛みや痺れが出ます。例えば外くるぶしに靴が当たりそのことで坐骨神経痛にもなります。
治療方法は?
どちらも神経の圧迫が原因ですので圧迫されている原因を見つけなければ完治できません。
例えば、外側大腿皮神経痛であれば締め付けすぎている下着やズボン等を着ない等の対応をする事を提案させて頂き股関節周りの筋肉調整・高電圧治療を行います。坐骨神経痛では原因によって異なりますが骨格矯正後、筋肉調整・高圧電圧治療・テーピング治療を行います。
坐骨神経痛では、特に腰痛と重なる場合はヘルニアの疑いが出てきますので当院にご相談ください。
症状を聞くだけだはなく検査も行い必要な場合はエコーでの鑑も行いますので安心して当院にご相談ください。