スポーツ外傷とは、スポーツでの一度の衝撃で起こったケガの事を言い、痛みや腫れが明らかに出る症状があります。

このスポーツ外傷と呼ばれるケガには下記のものがあります。

1捻挫 

靭帯損傷とも言われます。一般的にはスポーツでは足関節に多く指の捻挫は突き指といわれています。靭帯は関節部分を安定させ動きのサポートをする役目があります。捻挫を繰り返していると動きのバランスが崩れ骨と骨が当たり軟骨骨折等を起こす原因になります。

2肉離れ 

筋肉の損傷。過度の刺激が加わり筋肉が引き伸ばされ筋肉の繊維が切れてしまいます。ごく稀ですが音が聞こえる事もあり筋肉の凹みや内出血があります。処置の悪さでは再受傷を引き起こす可能性が高くなります。

3打撲  

筋肉や脂肪などの軟部組織の「打ち身」です。人との接触や物に接触が多いです。

4脱臼  

骨と骨が作る関節部分で起こる並びの乱れ。特に肩・肘・指が多く応急処置を間違えると神経等を傷つけてしまいますので専門医での整復をオススメします。この症状では強い衝撃で関節が外れる場合があり靭帯損傷も伴うため整復後はしばらくの間の安静が必要とされます。

5骨折  

文字通り骨が折れるのですが色々な骨折があります。医師の診断と治療が必要ですがレントゲン撮影では映らない骨折がありますのでエコー及びMRIの検査を受けることをお勧めします。

上記のケガでは下記の炎症症状が現れます。 

・腫れ

・痛み

・熱感

・赤くなる

・動かなくなる

この様な症状への対応は、RICE応急処置が最適です。ではどうするのか?

・REST (安静にする)

・Icing(冷やす)

・COMPRESSION(圧迫する)

・ELEVATION(心臓より高くする)

しばらくのの間は運動を避け痛みのある箇所の腫れと熱感がとれるまでアイシングを10分してください。それ以上すると周りの細胞が壊れやすく治りが遅くなるので気をつけてください。また、腫れや熱感のある場合は温めないようにしてください。

痛みに悩んでいる方!スポーツ外傷については当院にご相談ください。