病院に行かれ随分と待たされ検査室を回って診察されるのはほんの数分・・・
検査結果に時間がかかる為にいたしかたない事もありますが、痛みのある場合はかなりイライラしますね?
今回は病院での検査法の1つエコーについてのお話です。
関節の痛みなどの場合、病院ではレントゲン撮影が今まで主流でしたが徐々にエコーを導入される医師の方が増えてきました。
エコーと聞くと1番に思い出すのは胎児の状態を確認する。ではないでしょうか?
その他にも内臓の診断で使われたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
一般的には、救急医療や産婦人科、内科での使用が考えられますが普段の検査で使用はほとんどされないと思います。
エコーとレントゲンの違い
レントゲン:人体にさほど影響がないですが放射線被ばくがある
病院でしか使用できない(機械・施設)
お金がかかる
リアルタイムではない
骨しか映らない
エコー :電磁波なので人体に影響はない
どこでも使用できる(バッテリーがもつ限り)
お金がかからない
その場で確認ができる
骨・筋肉・靭帯・軟骨などの軟部組織
ここまではふ〜んって感じでしょう?
実際にエコーで状態確認した際・・・
当院にはたくさんの学生の方が来られます。
野球、バスケ、サッカー、ソフトボールなどのスポーツでの怪我も多く試合前のメンテナンスも行なっています!
そんな中、練習中に相手と接触して膝を強打した学生の患者さんが来られました。
エコーで鑑別すると脚のスネにある外側の骨の膝側の骨挫傷があるので医師との連携にてはっきりと骨挫傷と診断され治療についても指示を頂きました。
ここが大切なのですが。レントゲンでは骨は写ります。ですが、よくある話で撮影の方向は決まっています。しかも医師が症状を聞いていても技師はそれを把握していませんので向きや多角度では撮りません。決められた向きでしかないので、異常を見落としやすく成長期の骨では柔らかい骨が損傷しやすい為にレントゲンでは写らないのです。
これまで整形外科で診断受けたけど中々治らないのでと来院される方が多くエコーで鑑別し医師との連携にて骨折を見つける事があります。
通常骨折の疑いの場合はレントゲンと流れが決まっている考え方がありますが、実際的には見逃しによる変形や後遺症が成長期にはたくさんあります。
当院に任せて頂ければ骨折などの状態が分かりその際には、信頼できる医師との連携を行いますので確実な状態確認と治療ができます。
たくさんの患者さんを鑑別した実績は過去ブログでも紹介していますので参考にしてください。
百聞は一見にしかず!
当院にご相談・ご来院ください!!