腰痛になる=腰の筋肉の使い過ぎや使い方の間違いがありますが。それってどうゆう事?と疑問に感じる方もいらっしゃいますよね?
例えば、前屈をした時に床に手が着く、指が着く方と全く着かない方がいらっしゃいますよね?
その違いは単に身体が固いかどうかではありません。勿論、そこも関係しますがもう一つの原因があります。
では、前屈をした際の横から見た写真を見てみましょう!!
違いが分かりますか?
そうです!お尻の位置が違いますよね?
手の着かない方はお尻が後ろに出ている為に手が床に届かないのです。お尻が前にくると手が着く。不思議ですよね?
では、骨盤の使い方を変えるとこうなります。
こんなにも変わります!!
たったこれだけでこんなに変わり更に、ストレッチを加えていくと更に手が着きますよ!
この事が腰痛に何の関係があるのか?
腰痛の方の多くは腰を曲げる=腰・背中を曲げるのクセがあります。
日本と他国の骨格の違いにの1つに足首のすぐ下にある骨の違いがあります。例を挙げると、ジムなどでスクワットをする際に膝が足先から出ては意味がないと言われます。それはこの足首の骨が大きく関わってくるのです。
欧米の方は足首を曲げる動作をすると骨に凹みが無いのでほぼ10°ぐらいしか曲がりません。
日本人は足首の骨に凹みがあるので30°ぐらいは曲がります。これは欧米と日本ではもともと生活環境が違うからです。
床に落ちたペンを拾う時に日本人は膝を曲げ背中を丸めて取りますが、他国の方は片足を上げて背中は伸ばして取ります。
骨格で言えば腰椎を曲げずに骨盤を真っ直ぐに立てて股関節を使う事が大切になります。
この骨盤の使い方ができていないので背中や股関節の筋肉で荷物を持ち上げようとしたり身体を起こそうとします。その際に筋肉だけでなく腰椎にも負担がかかり負担が蓄積されて痛みへと変わるのです。
骨盤をしっかり立てる?
いきなり言われてもどうしたらいいのかわからないはずです。
骨盤の上に腰椎はあります。腰をまっすぐに伸ばすと自然に骨盤は立つ様になるのです。
このクセをつけると腰痛の防止にも繋がりますよ!!
腰椎を曲げると骨盤内や足の筋肉、背中の筋肉に負担がかかり次第に痛みに変わります。
まずはストレッチで腰まわりの筋肉を柔らかくしていきましょう!!